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鍼って?灸って?

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薬の処方や手術を行わず、人間が本来持っている自然治癒力を高め、からだが自分から治す手助けをする鍼灸治療は、人にやさしい医療です                           

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鍼(はり)とは

とても細いステンレス製の鍼(長さ約40mm~80mm、太さ直径0.17mm~0.33mm)を経穴(ツボ)に刺します

経穴(ツボ)に刺入した鍼は一定の刺激(鍼を上下したり回したり、振動させたりします)を加えすぐに抜く場合と10~15分間置いておく場合とがあります

灸(きゅう)とは

もぐさを用いて経穴(ツボ)に熱刺激を加える方法で一般的に「やいと」「お灸」と言われています

もぐさを直接皮膚上に乗せて着火させる直接灸が一般的ですが、症状に応じて他の灸を用いることもあります

鍼灸の効果

01  運動器疾

こり、五十肩、腰痛、頸椎症、変形性膝関節症、腱鞘炎、テニス肘

02  疼痛性疾患

頭痛、坐骨神経痛、術後疼痛、ヘルペス後神経痛、三叉神経痛

03  消化器・呼吸器系疾患

便秘、下痢、痔疾、慢性胃炎、食欲不振、気管支喘息、鼻炎、感冒、扁桃炎

04 循環器系疾患

低血圧症に伴う諸症状、冷え性、本態性高血圧症

05  感覚器系疾

仮性近視、眼性疲労、メニエール病、耳なり、難聴

06  泌尿器、産婦人科系疾患

月経異常、更年期障害、逆子、不妊、インポテンス、失禁症

07  その他

不眠症、肥満、自律神経失調症、片麻痺、顔面神経麻痺、アレルギー疾患etc…

当院の鍼、灸の種類

当院ではさまざまな種類の鍼、灸をご用意しています

はじめて経験される方から長年施術された上級者まで幅広い層にご満足いただいています

直接筋肉を刺激する鍼ができるセラピストは鍼灸師のみです

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毫鍼(ごうしん)

もっともポピュラーな鍼。太さはいろいろ

あります

当院では直径0.14mm~0.16mmのものを使うことが多いです

強い刺激でも大丈夫な方は数cm、刺激に弱い方は数mmと鍼の挿入を調節します

ローラー鍼

毫鍼のように皮膚に刺さないので痛くありません

とげとげのついたローラーを皮膚の上で転がし、つぼを刺激します

元々小児用の鍼として広まりましたが、血行促進や筋肉のほぐしなどに効果があるため、近年では手軽に自宅でできる鍼としてご家庭にも普及しているようです

てい鍼

こちらも刺さない鍼です

皮膚に軽くあて、こするようにしてつぼを刺激します

初めて鍼を受けられる方、鍼はちょっと怖い…と思っていらっしゃる方にお勧めです

 

置き鍼

皮内鍼(ひないしん)と呼ばれるものです

非常に細く短い鍼が粘着シールの内側についています。これを2~3日程度皮膚に貼ります

長時間刺激を与えることができるので、慢性化した痛みなどの症状に効果を発揮します。

 

 

温筒灸

火を使い、ツボを温めます

心地よく感じる程度の温感ですのでリラックス効果も期待できます

​松尾芭蕉も旅の疲れを癒したと言われる伝統的な治療法です

 

 

もぐさを和紙で包み棒状にしたもので、太いタバコのような形をしています

先端を燃やし、冷えているところやツボに近づけて温めます

棒灸近づけ方や熱の加え方により温かさが変わり足裏や頭部など様々な場所を温めることができます

棒灸

電気温灸器

火を使わないお灸です

お灸をしてみたいけどこわい、においがちょっと…という患者様に人気です

まずは電気温灸器を試したのち火を使うお灸を希望される方が多くいらっしゃいます

火の始末をしなくて良いので訪問診療でも安心して使用できます

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